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「中小企業省力化投資補助金（カタログ注文型）」
IoTやロボットなど、付加価値額*向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「製品カタログ」から選択・導入することで、中小企業等の付加価値や生産性の向上、さらには賃上げにつなげることを目的とした補助金です。
補助金申請が比較的簡単で、随時補助金申請の受付をしているので、単独の機械装置を導入しようとしている場合は使いやすい補助金です。
カタログから欲しい製品を選び、カタログの製品を取り扱っている販売業者に補助金を利用して購入したいと相談するものです。
補助金は、発注を受けた販売事業者からメールで招待をもらい、そのメールに記載されている専用フォームからの申請となります。
欲しい製品を見つけるには、製品カタログのページをスクロールしてください。
注１ 製品ごとに対象となる業種が指定されています。
注２ 対象製品がどんどん拡充されています。今現在取り扱いがなくても、カテゴリ登録があれば製品登録される可能性があります。日を開けて根気強く確認してください。
中小企業省力化投資補助金（カタログ型）の詳細は、こちら
※ 付加価値額*=営業利益+人件費+減価償却費
「中小企業省力化投資補助金（一般型）」
人手不足に悩む中小企業等がIoT・ロボット等の人手不足解消に効果があるデジタル技術等を活用した専用設備を導入するための補助金です。
製品カタログに掲載されている製品をそのまま導入するのではなく、事業者の導入環境に応じて周辺機器や構成する機器の数、搭載する機能等が変わる場合や、省力化に資する汎用設備を複数組み合わせることでより高い省力化効果や付加価値を生み出す場合でも対象となります。
中小企業省力化投資補助金（一般型）の詳細は、こちら
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」
生産性向上に資する革新的な新製品・新サービス開発や海外需要開拓を行う事業のために必要な設備投資等に対する補助金です。
上記2つの補助金は、付加価値額の向上や生産性の向上のために導入する機械装置やシステムを導入する事業で、ものづくり補助金は、顧客等に新たな価値を提供することを目的に、自社の技術力等を活かして新製品・新サービスを開発する事業です。
特徴的なものとしては、５０万円以上の機械装置・システムを導入し、創意工夫した革新的な新製品・新サービス開発や海外需要開拓の事業に対して補助金が交付されれるものなので、試作品開発が出来ること。グローバル枠として、海外への直接投資に関する事業、海外市場開拓（輸出）に関する事業、インバウンド対応に関する事業、海外企業との共同で行う事業が補助対象となっていることです。
機械装置も、事業計画の目的に合致し、公募要領の範囲内であればどのようなものでも導入できます。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の詳細は、こちら
「次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画」
「中小企業省力化投資補助金（一般型）」も「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」も、従業員21名以上の場合、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を公表等が基本要件とされました。
作成していない事業所は、早急に準備する必要があります。
一般事業主行動計画の策定・届出等については、こちら
「従業員」とは、中小企業基本法上の「常時使用する従業員」を指し、労働基準法第20条の規定に基づく「予め解雇の予告を必要とする者」を従業員と解しています。
個別に判断されますが、以下の場合は、常時使用する従業員にはならないとされています。
- 日日雇い入れられる者
※１か月を超える場合は、常時使用する従業員となります。- 2箇月以内の期間を定めて使用される者
※ 定められた期間を超えて使用する場合は、常時使用する従業員となります。- 季節的業務に4箇月以内の期間を定めて使用される者
※ 定められた期間を超えて使用する場合は、常時使用する従業員となります。- 試の使用期間中の者
※ 14日を超えて引き続き使用する場合は、常時使用する従業員となります。
