父と母の戸籍取得に時間がかかり1か月以上経ってようやく、市役所の担当者から戸籍が整いましたと連絡が来ました。
今の戸籍は、夫、妻、長男、長女、次男、など養子を含めて親子のみが記載されていますが、昭和初期の父や母の生まれた時代の戸籍には、父、母、兄弟やおじ、おば、おいなどの記載があり、「家督相続」「分家」の言葉も出てきます。戦前は、戸主を中心として戸籍が作られていたのです。
親戚が集まったら、「本家」「分家」という話が出てきますので、戦前の戸籍を見ると分かると思います。
生まれた時から今までの戸籍を取っておくと、親族(相続)の範囲がわかりますので、もしもの時に遺産が誰にわたるのか確認ができます。
遺言書を作成するときには、「万が一」を想定しておくことが大切です。
あん行政書士事務所 は、遺言書作成の支援をしております。