あん行政書士事務所は、地域の皆様のお役に立てるようにと昨年３月１日に開業しました。

許認可業務
　産業廃棄物処理関係や車庫証明等の自動車登録関係などの許認可業務全般を受けています。
　この業務をしていると、市役所に勤務していた癖が出ているなあと思います。その癖というのが、通常、許認可の申請だけでいいようなものですが、許認可にかかわるその他の法令の関係、例えば、飲食店を開業したいとなれば、保健所、消防、風営法関連で、警察、市役所など一通り規制がかからないか確認したくなります。それに、おせっかいと思われるかもしれませんが、許可を受けてからの届出についても、決まった通り提出できるか気にかかってしまいます。
　市役所職員は、リスクを一番恐れるんですよ。

補助金業務
　ものづくり補助金の地域事務局に勤めていた経験を還元することが出来ているのではないかと思っています。
　私のところに相談が来るのは、ちょっと手間がかかるケースですね。「ご自身で補助金に挑戦してみて、分からないところがあるから困った。」「コンサルに頼んでいるけど詳しく教えてほしい。」みたいな相談があります。
　ちょっとした相談は、無料でお受けしております。即答できないものは、地域事務局や補助金の担当事務局に問い合わせしてお答えしております。ものづくり補助金北海道地域事務局に勤めていたご恩返しだと思っています。お気軽にご連絡ください。
　ものづく補助金事業化状況報告の時期となりました。事業化状況報告について分からないことがあれば、ご相談ください。ほとんどの場合、ご相談いただければ解決しております。
　書類を整えることがなければ無料で相談を受けております。

　いろいろな補助金の申請が始まっております。
　補助金の申請は、大学受験に似ていると思っています。大学受験は、志望する大学の赤本で対策したことかと思います。「大学が望む学生に私はぴったりです。それに応える学力を備えましたので、合格させてください。」と、合格に向けて一生懸命頑張ったのではないですか。
　補助金も同じで、目的や補助する対象が決められています。公募要領をよく確認し、求められている補助金の内容に合うような事業計画書を作成しなければ高い点数は望めません。
　会社の理念や今までの取り組みを顧みながら、補助金が欲しいと思った理由と将来構想を補助金の公募要領に合わせて作ってみてください。

相続問題
　行政書士になろうと思った切っ掛けです。
　今、金融機関でも力を入れているほど相続関係の話題が出ています。

　実際、遺産分割協議書を作っていて思うことは、相続の手続きは時間があってないようなものだということです。
　死亡してから資産を確定するまでは遅くても、（家庭裁判所に手続きをする期間を考慮すると）２か月ほどで相続放棄をするのか、しないのかの判断をしなければならないです。故人が事業を行っている場合は、準確定申告をしなければならないですし、もし相続税がかかる範囲（３，０００万円＋法定相続人数×６００万円）を超えていたら１０か月以内に、相続税の申告をしなければならないのです。
　資産を調べるときも、取引がありそうな全ての金融機関に、残高照会とともに、過去の取引履歴も一緒に照会し、早急に資金移動の状況を把握し、株や投信などの取引のために資産の移動はないか。どこかに返済している形跡はないか。を絶対確認してください。
　固定資産税納税通知書に記載されているほか、税金がかからない資産があるのかも確認するため、市役所に固定資産名寄帳を取り寄せ確認しなければなりません。確認後登記事項が正確に記録されているのかの確認が必要です。すべての登記識別情報通知書があれば問題ないのですが、なければ土地・建物の登記事項証明書を取得し確認が必要です。
　相続手続は、大変な時間と労力がかかります！

遺言書の作成
　後に残された親族への思いを伝えるための遺言であるとともに、遺産分割の多大な労力を減らしてあげる優しさのこもった遺言を作ってもらいたい。と常々思っています。
　遺言書がかけなくても、エンディングノートは最低整えてほしいアイテムの一つです。
　エンディングノートがあれば、家族が故人の資産の状況を早く知ることが出来ますし、家族への思いを形に残すことが出来るものです。
　さらに遺言書があれば、遺産分割協議をすることなく、遺言書を示すことで、公的な届出の手間を省くことが出来る場合が多くあります。
　遺言書は、自筆証書遺言と公正証書遺言がありますが、リスクの大きさに合わせてどちらかを選択するとよいと思います。

遺言書作成茶話会の定期開催を予定しています。
　開始時期は未定ですが、地域の皆様の気軽な集いの場所を定期的に作っていきたいと思っています。
　具体的になりましたら、ブログやホームページなどでお知らせいたします。

２年目に入った、あん行政書士事務所をご活用ください。

あん行政書士事務所
代表行政書士　笹　和也（行政書士登録番第２４０１０１９２号）
所在地　北海道札幌市中央区南２条東６丁目２番地１
　　　　　ギャラリーハイツ南２条A棟３０３号
TEL　０８０－７７２２－９６７７